競馬ファンから人気のあった馬

重賞6連勝で1994年のエリザベス女王杯を制したヒシアマゾン。逃げの中舘騎手を背に、鞍上のイメージとは似つかぬ直線一気の追い込みで、非常に多くの競馬ファンから人気のあった名馬です。

現在のジュベナイルフィリーズにあたる阪神3歳牝馬ステークスを5馬身差で圧勝し、当時出走権の無かった外国産馬が故に、クラシックとは無縁の競走生活を送ります。初戦の京成杯こそ同じ外国産馬のビコーペガサスに敗れ2着となりますが、ニュージランドトロフィー4歳ステークスなどの短距離戦で快勝を続け、秋になってからもエリザベス女王杯のステップレースでもあるクイーンステークスやローズステークスを制し、5連勝という看板を背にエリザベス女王杯に向かいます。

ここでクラシック組の代表であるオークス馬チョウカイキャロルと壮絶な叩き合いとなりますが、最後方から見事に差し切り勝ちを収めます。このレースは着差こそハナ差と僅かでしたが、レース振りをみると両者の実力差は明らかでした。その後、ヒシアマゾンは返す刀で有馬記念に挑みます。さすがに初の古馬との対戦であり5番人気に留まりますが、レースでは唯一ナリタブライアンに追いすがっての2着となり現役最強牝馬と呼ばれるようになります。

古馬になってからのヒシアマゾンは、オールカマーや京都大賞典を制し、ジャパンカップでも強力な末脚でランドを追い詰めて2着するなど、現役最強馬としての地位を確立していきました。

2011年9月13日

このページの先頭へ