海外有力馬主

2010年のエリザベス女王杯は、イギリス及びアイルランドオークス馬であるスノーフェアリーが外国馬として初めて、しかも圧勝で制するという歴史を刻んだ競争になりました。過去、エリザベス女王杯には7頭もの外国馬が挑んできましたが、3着が最高の成績であり、ジャパンカップなどと比べても苦戦の傾向が明確でしたが、スノーフェアリーの圧勝で海外トップクラスのレベルの高さを思い知らされるとともに、従来の外国馬がどのようなレベルだったのか?また日本馬のレベルがどうだったのか?と多くの疑問を競馬関係者やファンに投げかけてきた一戦だったと言えます。

では何故、いまになってスノーフェアリーのような大物が昨年日本にやってきたのでしょうか?実は2008年に制定されたジャパンオータムインターナショナルと大きな関係があると言われています。この制度には、外国馬の出走を促すために指定したレースの上位着順馬が対象レースに優勝した場合に、賞金に加えて報奨金を出す制度があります。近年の日本の競馬レベルの国際的評価の向上と、この報奨金制度が海外の有力馬主達の興味を引いたことがスノーフェアリーの参戦に結びついたという訳です。

今後はスノーフェアリーの活躍によって、海外有力馬主にとって日本のレースが具体的な目標となることが予想されます。予想する側としては従来より遥かに難しい予想を強いられ、今度の外国馬の動向については十分なチェックをする必要があると言えます。

2011年9月13日

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