大きな波乱は期待しないほうが良い?
エリザベス女王杯は、馬券のうえでは古馬への開放前と開放後で全く異なる特徴が出ているレースです。開放前はサンドピアリスやタケノベルベットのイメージがあるように荒れる牝馬戦という特徴がありましたが、開放後は本命傾向の強いレースとなっています。それは2番人気以内の連対率の高さに現れています。
2009年にブエナビスタが3着に敗れて大波乱となった年を除いて、全ての年で2番人気以内のいずれか、もしくは両馬が馬券に絡んでいます。また2009年にしても極端に後続が抑えたため前を楽にさせ過ぎたため、かなり特殊なレースになったこと、更にそれでもブエナビスタが3着にまで追い込んでいることを考えれば、やはり上位2番人気までの馬が強いレースであると言えます。
その2009年にしても、人気薄で逃げ残ったクィーンスプマンテとテイエムプリキュアの2頭は、前走の京都大賞典で直線まで逃げ粘っていたことを考えれば、牝馬同士の戦いでは十分な実績があったと見ることも出来るわけです。特に秋の天皇賞や京都大賞典をステップとして出走してきた場合の好走率は非常に高く、メイショウベルーガの京都大賞典1着からのステップのように(本番でも2着)、混合重賞での高い実績はイコール軸馬に値すると考えても良いようです。今後はこの混合重賞をステップとする流れが増加すると思われます。
なお人気面に目を向けると、2009年を除いて7番人気以内からしか連対は出ていません。馬連や馬単等では7番人気がボーダーラインですし、三連系の馬券でも基本的にあまり大きな波乱は期待しないほうが良いと言えます。
2011年9月13日