実績の裏付け
秋の牝馬ナンバーワン決定戦G1レース、エリザベス女王杯。近年は比較的波乱傾向が少なく、安定したレース展開を見せていましたが、2009年第34回のような、人気薄の2頭がまさかの逃げきりで後続の有力馬を引き離し勝利するという大波乱の展開になるレースも無いとは言い切れず、競馬に絶対はないのです。
ただし、ある程度の波乱は覚悟しつつ、勝ち馬投票券にはステップレースでの成績が予想を左右することも確かです。有力候補3歳馬のほとんどは秋華賞から距離適性を見て本レースへ、古馬は府中牝馬ステークス(GⅡ)組と、大半のメンバーはこの2つのステップレースからの出走となります。
しかし近年は秋華賞組がエリザベス女王杯では好走し、実績を作っている事が多く、ウオッカ、ブエナビスタなどの牡馬とも互角以上に戦える名馬と呼ばれる牝馬などはエリザベス女王杯を回避し牡馬との混合戦に挑む事も多く、メジロド―ベル以降は府中牝馬ステークスからの勝利馬が本レースを制した事はありません。それ以外にも古馬混合路線のステップレースからの好走も見逃せません。
本レースだけでなく、秋のG1である天皇賞・秋やジャパンカップなどを目標とする有力馬が多く出走する京都大賞典からの参戦などは特に高い実績を誇っており、2010年度は京都大賞典で優勝したメイショウベル―ガが2着入賞するなど、古馬混合路線で3着以内に入賞している競走馬に関しては、頻繁にチェックをし、レース結果を押さえておいた方が良いでしょう。
前走を天皇賞・秋と京都大賞典に絞っての結果ですと、複勝率が100%という信じられない実績が出ていますが、2011年は必ずしもこのような驚異の実績が出るとは限らないので、実績の裏付けのない競走馬に関してはこれを頼って予想する事は避けた方がいいかもしれません。
2011年9月13日